古物営業と宅建業:中古不動産の取扱いは古物営業に該当するか

居抜きの賃貸物件(店舗)を扱うビジネスを始めようと思っています。これは古物営業でしょうか、それとも宅建業(宅地建物取引業)でしょうか。 不動産は古物営業法上古物として扱われませんので、居抜き物件を取り扱っても通常は古物営 …

取締役の降格:専務や常務の降格手続き

専務取締役を平取締役に降格させる場合には、何らかの手続きが必要ですか? 商法第260条2項3号では、「支配人其の他の重要なる使用人の選任及解任」は取締役会の決議事項とされています。そしてこれは強行規定であり、定款や取締役 …

小分け販売 : 元の製品の商標権を侵害するか

大量に買った商品を小分けして売ってもいいですか?(しょうゆを1斗買って、1合ずつ小分けにして売る場合等) 自分が買った物を自分がどのように処分するかは自由です。 しかし商標がからむ場合にはかならずしもそうではありません。 …

謝罪による責任発生の有無:謝罪したことが原因で法律上の賠償責任が発生したり重くなったりするか

お客様と何らかのトラブルが発生したとき、企業側が「申し訳ございません」等のお詫びの言葉を述べたとき、それが根拠となって法的な責任を負ったり、責任が拡大することはありますか 。 日本では企業と顧客(個人法人を問わず)との間 …

債権回収代行:徴収代行業務の許認可の要否

当社は日用品の卸売業者です。販売店向けのサービスとして、一般消費者からの料金の徴収代行を行いたいと考えています。何か届け出や資格が必要ですか? 債権の回収代行業務は一般的にファクタリングと呼ばれています。ファクタリングは …

元請け名義での営業行為:外注先に自社の名刺を持たせることの可否

顧客との対応を下請に行わせるときに、自社の名刺を持たせ、自社の名義で対応させるのは法的に問題が生じますか?下請が顧客に訴えられることはありますか? 顧客との契約中に再委託についての禁止条項がある場合には、下請にこのような …

覚書の法的効力:覚書という題名は効力に影響があるか

取引上、「覚書」というタイトルで文書を取り交わすことがよくあります。この「覚書」という体裁は、他に取引の基本となる契約書を締結した後でないと効力は発生しないものなのでしょうか。 合意事項を記載した書面について、タイトルを …

著作物の名称と商標:著作物の名称が商標登録されている場合に変更しないといけないのか

当社はレコードを含む商品分類にてある商標を登録しています。当社のこの登録商標と同一の名前が付されたレコードを発見したのですが、これを差し止めたり、損害賠償を求めることは可能でしょうか? 著作物のタイトルが商標権を侵害する …

専用使用権設定 :独占的ライセンスの確保方法

 商標のライセンスを受ける際に、他社がライセンスを受けられないようにする手段はありますか。 商標権を有している者から独占的なライセンス権を取得した場合には、商標権者に対し「他の第三者にライセンスするな」という請求を行うこ …

商標移転 : 二重譲渡されるリスクはあるか

商標の譲渡を受けた後に、第三者に二重譲渡される危険はありますか。 民法上、不動産については二重譲渡の可能性が存在しています。不動産の譲渡は意思表示だけで行うことができ、二者以上に対して不動産の譲渡を行った場合には、最初に …