欧米からのメールや文書にはよくConfidential”や””*** purpose use only””といった記載があります。これが書いてあるからといって読んだ人がきちんと守ってくれるとは限らないと思うのですが、意味はあるのでしょうか。
日本法を前提として回答しますと、文書にマル秘マークや””Confidential””や””Privileged””と記載するのは、不正競争防止法上の営業秘密に該当しやすくするためです。営業秘密に該当すると、その不正利用に対して、差し止めや、損害賠償が請求できます。 そのためこれらの記載がある文書については、記載がないものよりも、営業秘密として取り扱われやすくなるという意識を持っておいた方が良いでしょう。”””