まず前提としてですが、私はいわゆる「渉外弁護士」ではありません。取り扱っている業務の95%以上は国内プロパーの案件です。海外関係の業務をもっぱら取り扱っているという状態にはありませんから、その分野の経験を積んでいるとはいえないと思います。またいわゆる外国法資格(ニューヨーク州弁護士資格等)も有していませんので、外国法についての専門的な知識も持ち合わせていないと思います。
ただ外資系事務所で執務した経験があることと、英語は得意なものですから、法律家としての一般的なリーガルマインドによって対応可能な範囲では、渉外案件も対応しています。一番多い業務は、顧問会社様が海外の企業と契約を締結するときの契約書のチェックです。1枚ものの覚書から、数十ページのライセンス契約まで、私の能力が及ぶ範囲で、確認、修正のアドバイスをさせて頂いています。