安全管理:市販の名簿も廃棄の際はシュレッダーしないといけないのか

一般的に購入して入手可能な名簿類を廃棄するときにもシュレッダー処理や溶解処理が必要でしょうか?

個人情報について要求される安全管理の度合いは個人情報のセンシティブ性に応じて様々です。廃棄に際しても、個人情報の重要性に応じた処理が必要になります。購入可能な名簿にしても、個人情報保護法施行後に、本人の同意の下で編纂されて一般に発売されている名簿であれば、シュレッダーや溶解処理までは不要でしょう。一方、個人情報保護法施行前に編纂された名簿や、本人の知らないところで発売されてしまっている名簿(多くの紳士録・公務員名簿等が該当します)については、念のため安全な廃棄方法をとった方が望ましいでしょう。 ちなみに悩ましいのがNTTのタウンページやハローページ(現在は配布停止)です。これらをシュレッダー処理や溶解処理していたらキリがありませんが、一般への流通度、普及度が高いため、個人情報保護法施行前に編纂されたものであっても、簡易な処分で問題ないと思われます。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です